奈美悦子は現在掌蹠膿疱症?雑穀米は?松本若菜との関係は?結婚や子供は?

女優

もくじ

奈美悦子のプロフィール

 

奈美悦子(本名:並川悦子、1950年12月27日生まれ)は、奈良県出身の女優、歌手、タレント、そしてコメンテーターとして幅広く活躍するマルチタレントです。

 

13歳で西野バレエ団に入団し、1967年にNHKドラマ『文吾捕物絵図』で女優デビュー。

 

 

同年、日本テレビの『レ・ガールズ』で歌と踊りを披露し、一躍注目を集めました。

 

以降、ドラマ、映画、バラエティ番組、舞台と多岐にわたり活躍し、その歯に衣着せぬキャラクターで視聴者の人気を博しています。

 

また、趣味の陶芸では個展を開くほどの腕前を持ち、愛犬家としても知られ、著書『パルミーノ』(KTC中央出版)では愛犬への思いを綴っています。

 

現在は東京都世田谷区に在住し、雑穀アドバイザーや食育インストラクター、薬膳マイスターの資格を活かし、健康や食に関する啓蒙活動も行っています。

 

 

 

掌蹠膿疱症の現状

 

奈美悦子さんは2004年に「掌蹠膿疱症性骨関節炎(SAPHO症候群)」と診断され、芸能活動を一時休業しました。

 

この病気は、手のひらや足の裏に膿疱ができ、関節や骨に炎症を引き起こす免疫不全の難病で、日本では約500人に1人が罹患するとされています。

 

発疹と激しい痛みに悩まされ、56軒もの病院を渡り歩いたものの、当初は原因不明とされ、治療法が見つからない状態が続きました。

 

しかし、秋田県の本荘第一病院で出会った医師の「この病気は治りますよ」という言葉に希望を見出し、食生活の改善を通じて寛解に至りました。

 

2007年以降、病状は安定しており、現在は完治に近い状態にあるとされています。

 

彼女はこの経験を『死んでたまるか! 波瀾万丈の人生と全闘病記』(主婦と生活社)に詳細に記し、闘病の過程や前向きな生き方を伝えています。

 

講演会でもこの闘病経験を語り、聴衆に勇気を与えています。

 

 

 

雑穀米へのこだわり

 

掌蹠膿疱症の闘病をきっかけに、奈美さんは食生活を見直し、特に雑穀米に注目しました。

 

精白米は栄養素が少なく、糖質中心であることから、彼女は白米や精製された食品、添加物を避け、雑穀を中心とした食生活を始めました。

 

2007年2月には日本に36人しかいなかった雑穀アドバイザーの資格を取得し、雑穀の魅力を広める活動を展開。

 

自身の著書『雑穀美 奈美悦子のキレイと健康の秘密』や『雑穀きれいレシピ』(いずれも主婦と生活社)では、雑穀を使ったレシピやその健康効果を紹介しています。

 

「奈美悦子 28種雑穀トリプルプラスPremium」という名称で、国内産28種類の雑穀を使用し、カルシウムや食物繊維、GABAを豊富に含む栄養機能食品を監修しました。

 

奈美さん自身、雑穀米を取り入れたことで慢性的な肩こりが改善し、体質が大幅に向上したと語っており、講演では「日本人のDNAに合った旬の野菜と雑穀を中心とした食事が健康の秘訣」と強調しています。

 

 

 

 

松本若菜との関係

 

奈美悦子さんと女優・松本若菜さんの関係は、芸能界における恩人とも言える特別なものです。

 

松本若菜さん(1984年2月25日生まれ、鳥取県出身)は、高校1年生だった15歳のとき、鳥取県米子市の商業施設(当時の米子駅前サティ、現イオン米子駅前店)のフードコートで、仕事で訪れていた奈美さんとその事務所の社長にスカウトされました。

 

当時、松本さんは芸能界に興味がなく一度断り、美容部員として一般企業に就職しましたが、22歳のときに「自分にしかできない仕事をしたい」との思いから、奈美さんの所属していたオフィスウォーカーに連絡を取り、上京を決意。

 

 

この出会いが松本さんの女優人生の第一歩となりました。

 

松本さんは、テレビ番組などでこのエピソードを振り返り、奈美さんへの感謝を語っています。

 

しかし、事務所に入所後から20年ほど奈美悦子さんに直接会った事はなかったのだそう。

 

それについて、奈美悦子さんは、事務所の人から「見つけたのは奈美さんですが、もう事務所に入ったのですから。」と近づかないように言われていたそう。

 

奈美悦子さんの力ではなく、松本若菜さん自身の力で芸能界で活躍できると事務所の方も信じていたようです。

 

しかしながら、やはり奈美さんのスカウトがなければ、現在の松本若菜さんの活躍はなかったかもしれません。

 

結婚と子供について

 

奈美悦子さんは波乱万丈な私生活を送ってきました。

 

28歳のときに一人息子を連れて2度目の離婚を経験し、その後、現在の夫と出会いました。

 

彼とは40年ほど前に仕事を通じて知り合い、数年後に再会した際、互いに離婚を経験していたことから交際に発展。

 

結婚せずに長期間つかず離れずの関係を続けていましたが、掌蹠膿疱症の闘病中に彼の献身的なサポートを受け、56歳のときに3度目の結婚を決意しました。

 

 

この結婚は、息子がまだ20代で入院手続きなどの法的サポートが難しかったため、正式な結婚を選んだ背景もあります。

 

現在、夫とは「家庭内別居」スタイルで、寝室は別々ながらも良好な関係を維持。

 

夫が料理を作ったり、奈美さんが一人で飲んだりする自由な生活を楽しんでいると、トーク番組で明かしています。

 

子供については、奈美さんには元タレント・俳優の並川倖大さんという息子がいます。

 

彼は20代の頃、母の闘病を支え、現在は芸能活動から退いているようです。

 

奈美さんはシングルマザーとしての子育て経験も講演で語り、女性の生き方やポジティブな姿勢を伝えることで多くの人に影響を与えています。

 

 

陶芸と無農薬野菜

 

あまり知られていない奈美さんの側面として、陶芸の才能があります。

 

1992年に「蒼樹会」で入選、1993年には「東急日本橋店美術画廊」や「日本工芸展」に出品し、初の個展を開催するほどの腕前です。

 

また、2009年からは世田谷で畑を借り、無農薬野菜を自給自足で栽培。

 

添加物を使わず、だしも自分で取る徹底した食生活を実践しており、これが彼女の健康維持の秘訣の一つです。

 

まとめ

奈美悦子さんは、掌蹠膿疱症性骨関節炎という難病を乗り越え、雑穀米を中心とした食生活で健康を取り戻した経験を持つマルチタレントです。

彼女の雑穀アドバイザーとしての活動や、松本若菜さんとのスカウトエピソード、波乱万丈な結婚生活と息子との絆は、彼女の人生の深さを物語ります。

陶芸や無農薬野菜栽培といったレアな一面も、彼女の多才さを象徴しています。

奈美さんのポジティブな生き方は、講演や著書を通じて多くの人に勇気を与え続けています。

今回はここまでです。
これからも、奈美悦子さんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに!

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