鈴木史朗の現在や若い頃は?長崎市長?南京の話とは?ご長寿クイズや出演CMは?

アナウンサー・DJ

もくじ

鈴木史朗さんのプロフィール

 

鈴木史朗アナは、1938年2月10日、京都府京都市北区の上賀茂神社近くの社家に生まれました。

 

父親の日中貿易会社の仕事の関係で、生後間もなく中国の天津や北京に移り、幼少期を過ごします。

 

現地の中国人と親しく交流し、標準語を話す環境で育ちました。

 

終戦後、父親が無実のスパイ容疑で拘束され、家族は着の身着のままで京都に引き揚げます。

 

小学校入学時は京都弁が主流の中、標準語で目立ち、児童会長に選ばれるほど人前で話す自信を早くから身につけました。

 

小学校4年生の頃、NHKの和田信賢アナのエッセイに感銘を受け、アナウンサーを志します。

 

中学・高校は京都市立紫野高校で、陸上部に所属します。

 

中学時代はキャプテンを務め、高校時代は主に三段跳びの選手としてインターハイ予選に出場しました。

 

高校では急性盲腸炎で緊急手術を受け、痛みに耐える忍耐力を養います。

 

早稲田大学法学部に進学し、最初は陸上部を考えましたが、100メートル走のタイムが11秒台で部員に10秒台の選手がいたため断念します。

 

そこで放送研究会に入り、後のTBSアナウンサーである露木茂アナと同じ仲間と活動しました。

 

1962年に大学を卒業し、TBSに入社します。

 

入社時は身長の高さが目立ち、周囲から冷遇されることもありましたが、明るい性格で乗り越えました。

 

 

鈴木史朗さんの現在や若い頃は?

 

鈴木史朗アナは2025年現在、87歳ですが、講演活動を中心に穏やかな日々を送っています。

 

TBSを1998年に定年退職後、フリーアナウンサーとしてナレーションやバラエティに出演します。

 

近年では終活を進め、片付け上手な孫に遺品整理を託す様子を明かしています。

 

アクションゲームのバイオハザードシリーズは年齢を理由に控え、代わりに『あつまれ どうぶつの森』で癒やされる日常を過ごしているそうです。

 

バイオハザードシリーズはすべて所有し、特に『バイオハザード4』の「THE MERCENARIES」モードで9万点の高スコアを記録したことがあります。

 

若者でも難しいスコアで、ゲーム雑誌のインタビューを受けたほどです。

 

出会いは娘さんからのプレゼントで、最初はインベーダーゲームからファミコンへ、TBSの番組忘年会でプレイステーションを手に入れたのがきっかけです。

 

若い頃の鈴木史朗アナは、細身で背が高く、爽やかなルックスが特徴でした。

 

TBS入社直後、1963年のケネディ大統領暗殺速報をラジオで伝える大役を任され、冷静に読み上げました。

 

入社後まもなく制作や報道部門へ異動し、社会部記者として苦労を重ね、1983年にアナウンスに復帰します。

 

在職中に結婚し、娘さんがいるということです。

 

1999年に歌手デビューし、『想春譜』をリリース、2002年には舞台『新演歌の花道』や映画『田園のユーウツ』に出演するなど、多才な一面を発揮します。

 

 

長崎市長?

 

鈴木史朗という名前は、長崎市長とも重なりますが、これは別人です。

 

長崎市長の鈴木史朗さんは1967年生まれの元国土交通官僚で、東京大学法学部卒業後、1991年に運輸省に入省します。

 

交通、観光、海上保安、地方創生などに携わり、2023年4月から長崎市長を務めています。

 

一方、アナウンサーの鈴木史朗アナは京都出身で、政治活動とは無縁です。

 

他にも、同姓同名の医師もいらっしゃいます。

 

同姓同名の方には、有能なかたがいらっしゃるのですね。

 

 

南京の話とは?

 

鈴木史朗アナの南京に関する話は、幼少期の中国体験に基づいています。

 

南京戦直後、天津や北京で暮らし、日本兵が治安維持や医療支援を行い、現地住民から歓迎されていた記憶があります。

 

終戦後の引き揚げ時も虐殺の痕跡を感じませんでした。

 

こうした体験から、南京事件の描写に疑問を抱く発言をされています。

 

ご長寿クイズ出演者で南京戦参加の会津若松出身の方から、日本兵の規律正しさを聞き、自身の記憶と重なりました。

 

講演や寄稿でこれを語り、2018年の靖国神社シンポジウムでは「私の会った日本兵は立派だった」と題して話しました。

 

クイズ開始時は戦中戦後の苦難を笑いの対象にしたくないと抵抗しましたが、出演者の喜ぶ姿を見て続けることとしたそうです。

 

ご長寿クイズや出演CMは?

 

鈴木史朗アナが司会を務めた『ご長寿早押しクイズ』は、TBS系『さんまのスーパーからくりTV』の名物コーナーで、1992年から長年放送されました。

 

高齢者の珍回答と鈴木史朗アナの真面目な進行が人気を呼び、番組終了後も復活回があり、鈴木史朗アナは続投します。

 

開始時はご老人を笑いの対象にする葛藤がありましたが、楽しむ姿を見て「恩返し」と位置づけました。

 

著書『鈴木史朗の健康道場 ご長寿TVで超寿のコツ』で長寿の秘訣をまとめています。

 

出演CMは、アリコジャパン(現メットライフ生命)の「はいれます」シリーズで終身保険をナレーションします。

 

キリンビールやベンザブロック、NTTドコモ、ブローネ香りヘアカラーなども手がけ、2002年のACC CM FESTIVALでナレーター賞を受賞しました。

 

落ち着いた声が家族の安心を描き、幅広い世代に親しまれました。

 

現在もナレーションを中心に活躍しています。

 

今回はここまでです。
これからも、鈴木史朗さんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに!

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