紀藤正樹弁護士と共産党や左派とは?評判は?妻や子供は?石橋貴明やyoshikiとは?若い頃や現在は?

ジャーナリスト・教育者・コメンテーター

もくじ

紀藤正樹さんのプロフィール

 

紀藤正樹さんは、1960年11月21日、山口県宇部市に生まれました。

 

山口県立宇部高校を卒業後、1985年に大阪大学法学部を卒業しています。

 

 

その後、大阪大学大学院法学研究科博士前期課程に進み、1987年に修了し、法学修士の学位を取得しました。

 

同年、司法試験に合格し、1990年に第二東京弁護士会に登録して弁護士となりました。

 

現在は、東京都千代田区に所在するリンク総合法律事務所の所長を務めています。

 

専門分野は、消費者問題やカルト宗教被害の救済を中心に、幅広い人権擁護活動に携わっています。

 

弁護士になろうと思ったきっかけは、子供のころから感じた窒息しそうな管理教育でした。

 

国語の時間、クラスで一緒に音読をするときに、会話の時だけ声をかえ感情をこめて読むと「遊び半分でやるな!」と先生に怒られ、一定の枠に入らない子供だったため、小学校時代は成績が悪く、「自分はダメなんだ」と思っていたそう。

 

小学校は相対評価でしたが、中学校は絶対評価であったため、トップの成績となりました。

 

中学校を卒業したら、息苦しいと感じる地元を出て働きたいと思っていましたが、成績が上がるにつれ地元でも有数の進学校を受験し腕試しをしたいと考えるようになりました。

 

そして無事合格しましたが、優秀な子たちが集まっている分、授業を頑張っても成績も中間ぐらいになってしまい、高校1年生の夏ころからは面白いと思う授業以外は出席せず、図書館で勉強するようになりました。

 

「特に苦手な教科は、授業を1時間聞いているよりも自分でやったほうが早い。」と考えていたそうです。

 

学生帽をかぶらなくてはならない校則がありましたが、被っていない時に先生に見つかり、頭を思いっきり殴られました。

 

過去にも理不尽と感じる体罰をされていたこともあり、この時は「教育委員会に訴えます。」と言うと、それ以来遅刻をしたり、図書館で勉強するため欠席しても、先生方は何もいわなくなったそうです。

 

朝礼時間に先生に見つからないところで友達と話していると、どんどん仲間が増えてしまい、さすがに先生が「なんで出ないんだ」注意をしに来ましたが、「でたくないから。」という返答しかできなかったそうです。

 

「なぜ、人間にルールが必要なのか?」と、疑問を持ち始め、ルール作りの背景には「法律」があると感じ、当時は自分の敵といえる「法律」を学び、逆に自分の武器とし、自分や人々を守るために利用したいと考えたことから弁護士の道へ進みました。

 

 

紀藤正樹弁護士と共産党や左派とは?

 

紀藤正樹さんは、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の副団長を務め、旧統一教会をはじめとするカルト宗教による被害者救済に長年取り組んできました。

 

この活動の中で、日本共産党の会合に招かれ、統一教会の霊感商法被害について講演したことがあります。

 

2023年8月には、共産党の機関紙『しんぶん赤旗』で、統一教会の献金記録非開示を「不誠実」と批判するコメントを発表し、政府への解散命令請求を求めました。

 

また、信者の家族が抱える貧困や児童虐待の問題を指摘し、社会的な孤立を防ぐ必要性を強調しています。

 

一方で、紀藤正樹さんの活動は、左派的な立場から統一教会を追及するものとして、一部のメディアや論者から「左翼過激派系弁護士」とのレッテルを貼られることがあります。

 

例えば、2023年の月刊誌『Hanada』では、全国弁連のメンバーとしてオウム真理教の破防法適用に反対した過去を挙げ、共産党とのつながりを示唆する記事が掲載されました。

 

また、スパイ防止法の制定反対運動に関わる弁護士集団に所属しているとの指摘もあり、日弁連全体を「共産党の下部組織」とする批判に対して、紀藤正樹さんは2025年11月のX投稿で「そんな妄想は司法の信頼を損なう」と強く反論しています。

 

実際、紀藤正樹さんの発言は、NHK党の統一教会との関係を公に批判するなど、特定の政治勢力に偏らず、被害者保護を優先したものです。

 

こうした姿勢は、左派メディアとの接点を生みつつも、独自の独立性を保っています。

 

 

評判は?

 

紀藤正樹さんは、カルト宗教や悪徳商法の被害者救済で高い評価を受けています。

 

特に、旧統一教会問題では30年以上にわたり、マインドコントロールの違法性を問う訴訟を提起し、2022年には13兆円規模の損害賠償判決を勝ち取るなど、国内最高額の成果を挙げました。

 

この功績から、2022年の弁護士向けアンケートで「MVP弁護士」に選ばれ、被害者側からの信頼は厚いです。

 

朝日新聞の2022年12月の記事では、少年時代の「ルール嫌い」から人権派弁護士へ転身した経歴が紹介され、市民の側に立つ姿勢が称賛されています。

 

また、読売テレビの番組出演で統一教会の内情を指摘した発言は、2024年の名誉毀損裁判で真実相当性が認められ、論評の域を出ていないと判断されました。

 

一方、統一教会側からは、度重なる訴訟を起こされており、2024年3月の判決では一部の表現が問題視されました。

 

それでも、紀藤正樹さんの活動は、虐待防止や消費者保護の観点から、メディアで積極的に取り上げられています。

 

2025年3月の毎日新聞では、統一教会解散命令後の会見で、被害弁護団の中心人物として「迅速な救済を」と訴える姿が報じられ、司法の怠慢を批判する声も寄せられています。

 

全体として、被害者からは「正義の味方」との声が多く、専門家からは「粘り強い追及が社会を変える」との評判です。

 

著作権法への批判的な見解も知られ、市民対資本家の対立軸で議論を展開する点が、独自の評価を呼んでいます。

 

メディアに出演した際には、漠然とした質問内容についても、的確に視聴者がすっきりするコメントをされているという主旨の評価が見られる反面、特定の政治団体に有利になるような意見を述べているという過去の意見もみられました。

 

メディアで放送されていることを鵜呑みにして一喜一憂せず、一意見として自分に取り入れたいですね。

 

 

妻や子供は?

 

紀藤正樹さんの私生活については、公表された情報がほとんどありません。

 

2022年時点の複数の報道やプロフィール記事で、結婚歴や家族構成に関する言及が見られず、妻や子供の存在は確認できません。

 

活動家としての多忙な日々の中で、プライベートを厳しく守っているようです。

 

統一教会被害者の家族崩壊を扱う中で、自身は「家族の重要性」を繰り返し語っていますが、自身の家族については触れていません。

 

2024年のインタビューでは、被害者支援の現場で「家族の絆を失う悲劇」を防ぐ重要性を強調するのみで、個人的な家族エピソードは明かされていません。

 

石橋貴明やyoshikiとは?

 

紀藤正樹さんと石橋貴明さんとの共演はありません。

 

一部ネット上で「顔が似ている」との話題がみられますので、その話題で関連ワードが見られるようです。

 

一方、YOSHIKIさんとは、業務的な関係があります。

 

紀藤正樹さんは、YOSHIKIさんのマネジメントを担うジャパンミュージックエージェンシーの代理人として、2023年12月に小学館を名誉棄損で提訴しました。

 

これは、週刊誌の記事がYOSHIKIさんの私生活を不正確に報じたことに対するもので、損害賠償1億1000万円を求めています。

 

2024年4月の第2回口頭弁論では、紀藤正樹さんが「事務所を取材せずに書いたのは問題」と指摘し、法廷闘争を主導しました。

 

また、2025年8月のアニメ『ダンダダン』騒動では、YOSHIKIさんの楽曲著作権問題に絡み、紀藤正樹さんがXで「国際標準での漫画作りをすべき」とコメント。

 

謝罪文を引用し、権利侵害の可能性を指摘しました。

 

この一件で、YOSHIKIさん側の立場を擁護する形で関与し、著作権の厳格な運用を促しています。

 

こうした接点は、紀藤正樹さんのエンターテイメント業界での被害防止活動の一環です。

 

 

若い頃や現在は?

 

紀藤正樹さんの若い頃は、ルールや管理に対する反発が強かったようです。

 

中学時代は厳しい校則に息苦しさを感じ、高校時代も校則に従わず、教師と対立を繰り返しました。

 

朝日新聞の2022年12月の取材では、「法律は敵だった」と振り返り、こうした経験が人権擁護への原動力になったと語っています。

 

大阪大学法学部在学中は、憲法を専攻し、社会的不正に敏感になりました。

 

1987年の司法試験合格後、29歳で弁護士登録。

 

すぐに統一教会のマインドコントロール訴訟に取り組み、「SFのような話」と揶揄されながらも、30年にわたり貫きました。

 

当時は東京の紀尾井町法律事務所で人権活動を学び、消費者被害の現場で鍛えられました。

 

現在、60歳代半ばの紀藤正樹さんは、リンク総合法律事務所で10人規模のチームを率い、多様な案件を扱っています。

 

旧統一教会の解散命令後、2025年3月の会見では、被害者への補償制度構築を提言。

 

Xでは、参政党の神谷宗幣代表の発言を「舌禍」と批判するなど、社会問題に鋭く発信しています。

 

また、YOSHIKIさん関連の著作権争いや、中居正広さんのトラブルでの業界調査を促すコメントから、メディア法務にも注力。

 

2025年7月の日刊スポーツでは、前橋市長の辞任意向を「常識人の対応」と評価し、政治倫理の議論にも参加しています。

 

健康を保ちつつ、若手弁護士の育成に力を入れ、カルト被害の予防教育を全国で展開。

 

2024年の弁護士誌インタビューでは、「自分を守るための闘いだったが、今は社会を変える」との言葉を残しています。

 

忙しい日常の中で、少年時代の反骨精神を失わず、被害者支援の最前線に立ち続けています。

 

今回はここまでです。
これからも、紀藤正樹さんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに!

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