佐藤浩市の父親は？前妻や現妻・息子寛一郎は？若い頃や現在は？日本銀行提訴とは？
もくじ
佐藤浩市さんのプロフィール
佐藤浩市さんは、1960年12月10日、東京都新宿区神楽坂に生まれました。
俳優としてデビューして以来、40年以上にわたり映画やドラマで重厚な演技を披露し続け、数々の賞を受賞しています。
身長は178センチ、血液型はA型で、所属事務所はテアトル・ド・ポッシュです。
学歴としては、幼少期に千代田区立富士見小学校を卒業し、千代田区立九段中学校、昭和第一高等学校へと進学しました。
高校2年生の頃には実家を出て新宿区早稲田で一人暮らしを始め、喫茶店でアルバイトをしながら学生生活を送っていました。
その後、多摩芸術学園映画学科に入学しますが、1年で中退しています。
幼少期の佐藤浩市さんは、大人しい性格で知られ、両親の仕事が忙しく留守がちだったため、孤独を感じることも多かったようです。
一方で、父親の仕事場である東映東京撮影所や日活調布撮影所、松竹大船撮影所に連れていかれ、撮影現場の活気あふれる雰囲気に触れる中で、早くから映画俳優になることを夢見ていました。
母親の置屋に上がって遊ぶような日々も送り、芸能界の華やかさと厳しさを肌で感じ取っていたようです。
学生時代には特に部活や習い事のエピソードは公にされていませんが、映画好きが高じて俳優の道を選んだことがわかります。
佐藤浩市の父親は？
佐藤浩市さんの父親は、昭和を代表する名優、三國連太郎さんです。
三國連太郎さんは、1927年12月16日生まれで、2012年1月27日に84歳で亡くなりました。
戦後日本映画の黎明期を支えた俳優として知られ、『狂った果実』や『二人の銀杏』などの作品で数々の賞を受賞しています。
佐藤浩市さんとの関係は複雑で、幼少期に両親は離婚。
佐藤浩市さんが小学5年生の頃、三國連太郎は家を出ています。
離婚直後には息子に対して「絶縁」を宣言するほどの強い言葉を投げかけているという話がネットで見られますが、それはマスコミが仕立て上げた話なのだそう。
三國連太郎さんは、撮影で２年ほど家に帰れない時期があったり、撮影資金が付き、家にお金を入れることができなくなるなどの理由で離婚。
浩市さんと離れて暮らすこととなりましたが、息子を思う日々だったそうで、親がいない子と触れ合う映画を製作するなどしています。
当時の佐藤浩市さんは、父親の不在に戸惑い、母親に育てられる中で孤独を味わいました。
佐藤浩市さんが俳優として活躍することを伝えた際には「ああ、そう」と簡素な返事をされ、もっと何か言葉をかけてもらえると思ったのに…とコメントされています。
1996年の映画『美味しんぼ』では親子で共演を果たし、佐藤浩市さんはこの経験を「父の背中を改めて感じた」と振り返っています。
また、三國連太郎の死去に際しては、佐藤浩市さんが遺言を守らずに葬儀で追悼の言葉を述べたエピソードも知られています。
NHK『ファミリーヒストリー』では、三國連太郎の人生を辿る中で、佐藤浩市さんが「父親としての認識はほとんどないが、俳優としての影響は大きい」と語っています。
幼少期に撮影現場で見た父親の姿が、佐藤浩市さんの俳優観の基盤を形成したのです。
前妻や現妻・息子寛一郎は？
佐藤浩市さんの前妻は、元モデルの女性です。
1986年、佐藤浩市さんが25歳の時に結婚し、当時は妊娠がきっかけのいわゆる「さずかり婚」でした。
結婚前の1985年9月に長男が生まれ、佐藤浩市さんは出産に立ち会うほど喜びを語っていましたが、結婚生活はわずか3年で1989年に離婚に至ります。
離婚の主な原因は、佐藤浩市さんと女優の手塚理美さんとの不倫騒動と報じられています。
離婚後、長男の親権は前妻が持ち、佐藤浩市さんとは離婚以降ほとんど交流がない状態が続いています。
長男は、一般人として生活しており、職業の詳細は公表されていません。
一方、現妻の広田亜矢子さんは、元舞台女優で、女優の広田レオナさんの従妹にあたります。
1993年に佐藤浩市さんと結婚し、今年で32年目を迎えています。
広田亜矢子さんは結婚を機に女優業を引退し、家庭を支える専業主婦として佐藤浩市さんの母親の介護なども担っています。
二人は紹介で出会い、佐藤浩市さんの低迷期を支えた広田亜矢子さんの存在が、佐藤浩市さんのキャリア復活に欠かせませんでした。
夫妻には実子として次男がおり、それが俳優の佐藤寛一郎さんです。
佐藤寛一郎さんは1996年8月16日生まれで、父親譲りの端正なルックスと演技力で注目を集めています。
2015年に映画『バクマン。』でデビューし、以降『鎌倉殿の13人』や『ばけばけ』などで注目を集めています。
佐藤浩市さんとは良好な親子関係で、2020年の映画『一度も撃ってません』では共演を果たしました。
また、夫妻は2018年から里親制度を活用したボランティア活動に取り組み、5年間で20人以上の児童を一時保護しています。
この活動は、佐藤浩市さんの複雑な家族史を乗り越えた証とも言えます。
若い頃や現在は？
佐藤浩市さんの若い頃は、俳優としての基盤を築く激動の時期でした。
1980年、19歳の時にNHKドラマ『続・続事件 月の景色』でデビューします。
デビュー作の撮影中は緊張からトイレに1時間こもるほどの不安を抱えていましたが、共演の若山富三郎さんから厳しい演技指導を受け、成長の糧としました。
翌1981年の映画『青春の門』で本格的に注目を集め、第5回日本アカデミー賞新人俳優賞と第24回ブルーリボン賞新人賞を受賞。
1980年代はツッパリ役や殺人犯役を多く演じ、『魚影の群れ』や『日本海大海戦 海ゆかば』で第7回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得します。
当時は二日酔いで現場に出ることもあり、業界内で「けんかっ早い俳優」との評判もありましたが、1994年の『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で第18回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、転機を迎えました。
20代後半から30代にかけては不倫騒動や離婚で私生活が乱れ、キャリアも低迷しましたが、現妻との結婚後、安定を取り戻します。
2000年代に入り、『KT』や『壬生義士伝』で連続受賞を果たし、演技派として定着しました。
近年の映画では『アフター・ザ・クエイク』で村上春樹原作の主人公を演じ、『てっぺんの向こうにあなたがいる』では天海祐希さんと共演。
『父と僕の終わらない歌』や『ハッピー☆エンド』などの新作も控えています。
また、2020年にデビュー40周年を記念してアルバム『役者唄 60 ALIVE』をリリースし、ブルーノート東京でライブを開催するなど、歌手活動も展開。
横浜DeNAベイスターズのファンとして、ペットの亀に競走馬「トウカイテイオー」の名前を付けるユーモアも健在です。
里親活動の傍ら、2023年のこども家庭庁CMで妻と共演するなど、社会貢献にも積極的です。
佐藤浩市さんは「映像は未来へつながる」と語り、息子・寛一郎さんの現場に幼い頃から連れていった経験を、自身の幼少期と重ねています。
日本銀行提訴とは？
佐藤浩市さんと日本銀行をめぐる提訴事件については、公式の報道や記録で確認できる具体的な情報が見当たりません。
過去の芸能ニュースを遡っても、不倫騒動や家族関連のスキャンダルは複数報じられていますが、日本銀行との法的紛争を示す信頼できる記事は存在しません。
一部インターネット上で散見される噂は、フェイクや誤情報に基づく可能性が高く、佐藤浩市さん本人のインタビューや公的資料にも言及されていません。
佐藤浩市さんのキャリアは私生活の波乱を乗り越え、演技力で評価されてきた経緯がありますが、この件に関しては公式に裏付けられた事実がないため、詳細は不明です。
今回はここまでです。
これからも、佐藤浩市さんの活躍を期待しています。
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