スマイリーキクチ冤罪事件!ひろゆきとは?現在と若い頃は?結婚や嫁と子どもは?講演料は?

お笑いタレント・落語家

もくじ

スマイリーキクチさんのプロフィール

 

スマイリーキクチさんは、1972年1月16日生まれのお笑いタレントで、本名は菊池聡さんです。

 

東京都足立区北千住出身で、太田プロダクションに所属しています。

 

 

幼少期は下町の賑やかな環境で育ちました。

 

3人兄弟の真ん中で、長男のお兄さんが学校の先輩たちから可愛がってくれたおかげで、いじめられる心配はほとんどありませんでした。

 

当時の足立区は少しやんちゃな子が多い地域として知られていましたが、スマイリーキクチさんは穏やかな性格で、家族の温かな支えのもとで過ごしたそうです。

 

学歴については、具体的な大学名は公表されていませんが、学生時代は体育会系の活動に熱心でした。

 

元々芸能界に興味が薄かったものの、高校時代にスポーツ関連の部活でリーダーシップを発揮し、チームメイトを笑わせるのが上手だったと語っています。

 

習い事としては、特別なものはなく、地元の友達と遊ぶのが主な楽しみだったようです。

 

一方で、若い頃のエピソードとして、足立区の風土の影響で少し不良っぽいイメージを持たれやすい環境でした。

 

所属事務所が当初「足立区出身の元不良」として売り出していたこともあり、暴走族やヤンキー的な噂が立っていますが、本人は「ちょっとだけやんちゃだった程度」と否定しています。

 

実際、学生時代は真面目に勉強や部活に励み、1993年に漫才コンビ「ナイトシフト」を結成して芸能界入りしました。

 

相方が引退した翌年、ピン芸人として毒舌漫談のスタイルで活動を開始し、笑顔を絶やさない独特のキャラクターで人気を集めました。

 

 

スマイリーキクチさんの冤罪事件

 

スマイリーキクチさんの冤罪事件は、1999年春頃に始まったインターネット上のデマが原因です。

 

1988年から1989年にかけて起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人グループと同世代で、事件現場の足立区出身という偶然の共通点だけで、「スマイリーキクチさんが犯人の一人だ」という根拠のない書き込みが、2ちゃんねるなどの掲示板に広がりました。

 

犯人グループの年齢層(当時中学生から高校生)が似ていたことや、本名「菊池聡」が似た名前のリストに並んでいたという誤情報が重なり、瞬く間に拡散。

 

デマを信じた人々から、ブログに殺害予告が殺到し、仕事が激減しました。

 

テレビ出演やイベントが次々とキャンセルされ、経済的に追い込まれました。

 

この中傷は10年以上続き、2009年に警察の捜査で悪質な投稿者18人が名誉毀損罪などで書類送検されるまで苦しみました。

 

日本初の一斉検挙として注目されましたが、被害の全貌は深刻で、ファンまで叩かれる二次被害も発生。

 

スマイリーキクチさんはこの経験を「突然、僕は殺人犯にされた」という著書で詳細に綴り、ネットの怖さを社会に訴えています。

 

事件のきっかけとなった初期の書き込みは、匿名掲示板の少年犯罪板で本人になりすました偽の謝罪文が脅迫を煽ったもので、加害者の中にはまともな社会人だった人が多かったそうです。

 

調書を取られた際、彼らは匿名時の横暴さとは打って変わって、惨めな表情を浮かべていたというエピソードは、ネットの匿名性がもたらす心理的な変化を象徴しています。

 

 

ひろゆきとは?

 

ひろゆきさんとは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の創設者である西村博之さんのことです。

 

スマイリーキクチさんの冤罪事件では、2ちゃんねるが中傷の主な拡散源となりました。

 

スマイリーキクチさんは削除依頼を繰り返しましたが、ひろゆきさんは「事実無根を証明できない限り応じない」とのポリシーを盾に、協力しませんでした。

 

これは「悪魔の証明」と呼ばれ、被害者側をさらに苦しめました。

 

捜査時も、ひろゆきさんはサーバー情報の開示を拒否したため、警察はアメーバブログなどの他のプラットフォームに絞って19人を特定。結果、3,000件近い中傷のうち、多くが摘発につながりましたが、ひろゆきさんの非協力が事件の長期化を招いたと指摘されています。

 

ひろゆきさんの対応は2ちゃんねるの「匿名性重視」の運営方針に基づくもので、スマイリーキクチさんはこれを「表現の自由の名の下の無法」と批判。

 

近年、X(旧Twitter)でこの因縁を振り返り、ネットの責任を問う発言をしています。

 

ひろゆきさん自身は、この件を直接的に認めておらず、過去のインタビューで「情報ニーズに応じただけ」と説明していますが、スマイリーキクチさんにとっては、人生を狂わせた一因として今も語り継がれています。

 

 

現在と若い頃は?

 

現在、スマイリーキクチさんはお笑い芸人から人権活動家へシフトし、積極的に社会貢献を続けています。

 

2019年に一般社団法人インターネット・ヒューマンライツ協会を設立し、代表を務め、学校や企業、自治体でネットの危険性や情報モラルの講演を行っています。

 

2024年4月には共著『ネット中傷 駆け込み寺』を刊行し、被害者支援の駆け込み寺的な役割を果たしています。

 

若い頃の毒舌漫談家から一転、笑顔で「人を傷つけないSNSの使い方」を伝える姿は、被害経験を活かした成長の証です。

 

テレビ出演は減りましたが、2025年現在もXで積極的に発信し、誹謗中傷の事例を共有。

 

たとえば、杉田水脈議員への殺害予告事件では、業務妨害のリスクを警告する投稿が話題になりました。

 

一方で、過去にアラートループ事件で誤った発言をし炎上した経験から、自身も反省を重ね、より慎重な活動を心がけています。

 

講演では加害者との対面エピソードを披露し、「まともな会話ができないのに反省もしない」との洞察を共有。

 

芸能活動は細々続けつつ、今、ネット社会の啓蒙に注力しています。

 

結婚や嫁と子どもは?

結婚については、2011年6月20日に年下の一般女性と入籍しました。

 

お相手の嫁さんは、交際17年以上の長年のパートナーで、冤罪事件の渦中で支えてくれた方です。

 

当時スマイリーキクチさんは39歳、嫁さんは20代後半だったと推測されます。

 

不妊治療を乗り越え、2016年に第一子となる子どもが誕生。

 

 

 

段ボール4箱分の脅迫文書を子どもに見せたくない思いから、2016年に大部分を処分しました。

 

現在、家族3人で穏やかな生活を送っており、スマイリーキクチさんは「家族が最大の支え」と語っています。

 

子どもについては、性別や詳細はプライバシーを守るため公表されていませんが、2020年のインタビューで「子どものために前向きに」と述べています。

 

講演料は?

 

講演料については、具体的な金額は非公開ですが、講演依頼サイトによると、基本料金は日帰りで数十万円程度が目安です。

 

内容や場所、時間によって変動し、交通費や消費税が別途かかります。

 

 

学校向けのネット教育講座が人気で、企業研修では危機管理の観点から依頼が増えています。

 

スマイリーキクチさんの講演は、自身の体験を基にした実践的なアドバイスが評価され、受講者から「インターネットの怖さを再認識した」との声が寄せられています。

 

詳細は事務所や専門の講師派遣会社に問い合わせるのが確実です。

 

このように、スマイリーキクチさんは冤罪事件を乗り越え、ネット社会の安全を守るために尽力しています。

私たちも、情報発信の責任を忘れず、互いを尊重する社会を目指しましょう。

 

今回はここまでです。
これからも、スマイリーキクチさんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに!

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