吉原光夫劇団四季レ・ミゼからVIVANT・ガンニバル岩男など出演作品&妻・和音美桜と子どもたち-国籍は?

俳優

もくじ

吉原光夫さんのプロフィール

 

吉原光夫さんは、1978年9月22日生まれの東京都八王子市出身の俳優で、演出家としても活動しています。

 

身長186cmの長身で、存在感のある演技と力強い歌声が特徴です。

 

 

学歴は日本工学院八王子専門学校演劇俳優科を卒業しています。

 

幼少期には小学生の頃からバスケットボールを始め、将来はバスケットボール選手になることを夢見て過ごしました。

 

高校は不明ですが、バスケットボールで推薦を受け、進学し、体育クラスにいたそうです。

 

大学もバスケットボールで推薦で出願しましたが、不合格となり強い挫折感に打ちひしがれていたところ、父親に何かやりたいことがあるなら専門学校へ行くように勧められました。

 

元々、人前に立つことに苦手意識がなく、ラップバンドを組み、披露していたこともあり、「演劇は楽そうだし、家からも近い。」という理由から、日本工学院八王子専門学校の演劇俳優科を選びました。

 

安易な気持ちで入学したということもあり、オリエンテーションの時点でついていくことができず、入学してから1週間と経たないうちに退学を決意していました。

 

親のハンコを勝手に押した退学届けを用意していましたが、授業の一環で劇団四季のミュージカル映画「ジーザス・クライスト=スーパースター」のレーザーディスクを見たところ、「自分もこの作品を何が何でも演じてみたい。」と強く心に思うようになりました。

 

 

劇団四季時代

 

「ジーザス・クライスト=スーパースター」は、劇団四季に版権があったため、強い信念をもって1999年に劇団四季の研究生として入団。

 

2000年から本格的に舞台活動を始めます。

 

劇団四季在籍中は、数々の作品で主要な役を務めました。

 

例えば、2000年の舞台『夢から醒めた夢』では暴走族役を演じ、2001年の『ライオンキング』ではムファサ役を担当します。

 

ムファサ役は、ライオンの王として威厳を表現する重要なポジションで、吉原光夫さんの低音の響く歌声と堂々とした佇まいが評価されました。

 

また、『美女と野獣』や『キャッツ』など、劇団四季の代表作にも出演し、幅広い役柄をこなします。

 

入団のきっかけも退団のきっかけも「ジーザス・クライスト=スーパースター」なんだそうです。

 

劇団四季のメンバーで沖縄の離島へ訪問した時、子供たちから「夢はなんですか?」という質問を受けた時に何も答えることができず、「何かを探さなくては」と思い始めていたそう。

 

稽古中に納得いかないことがあると、演出家として活躍された浅利慶太さんに口答えをするようになっていました。

 

年齢的にも28歳になるし、外の世界も気になりだした気持ちもあり、出るなら今かな?と考え、浅利慶太さんのところへ戻り、「やめさせてください」と土下座をし、気持ちを伝え、2007年に退団。

 

浅利慶太さんとは、そのまま決裂した関係となったわけではなく、退団後も何度か食事を共にしながら近況報告をしていたそう。

 

ある日「今後どうするんだ」と聞かれ、「もう少し外の世界で勉強してから、骨をうずめる覚悟で戻ります」と答えていましたが、残念ながら戻る前に浅利慶太さんは2018年にご逝去されました。

 

約8年間の劇団四季所属で多くを学び、それをもとに自分でやってみたいと思う演劇を続けるため、仲間たち自身の劇団を立ち上げましたが、

 

2007年に劇団四季をで多くを学び、それをもとに自分でやってみたいと思う演劇を続けるため、2009年には元劇団四季のメンバーと共にArtist Company響人を立ち上げ、主宰として演出活動も開始ししましたが、いろいろと挫折を味わったそうです。

 

史上最年少で抜擢の「レ・ミゼラブル」

 

退団後の転機となったのが、ミュージカル『レ・ミゼラブル』です。

 

2011年の帝国劇場開場100周年記念公演で、日本公演史上最年少の32歳で主演のジャン・バルジャン役に抜擢されます。

 

この役は、囚人から市長へ、そして革命の渦中に身を投じる複雑な人物像を描くもので、吉原光夫さんの情感豊かな歌唱と身体表現が観客を魅了しました。

 

以降も『レ・ミゼラブル』には複数回出演し、2017年、2021年、そして2024年12月20日から2025年2月7日までの東京公演でもジャン・バルジャン役を務めます。

 

この公演では、プレビュー公演として12月16日から19日まで行われ、2025年2月17日にはライブ映像配信も予定されています。

 

劇団四季時代から『レ・ミゼラブル』への流れは、吉原光夫さんのミュージカルスターとしての地位を確立した重要な軌跡です。

 

 

VIVANT・ガンニバル岩男など出演作品

 

吉原光夫さんの活躍は舞台にとどまらず、近年はテレビドラマや映画、配信作品でも注目を集めています。

 

2023年のTBS日曜劇場『VIVANT』では、ピヨ役を演じました。

 

この役は、テントと呼ばれる組織の幹部で、ミステリアスな過去を持つ人物です。

 

堺雅人さん主演の国際スパイ・アクション大作で、吉原光夫さんの寡黙で威圧的な存在感が物語の緊張感を高めました。

 

同じく2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』では、柴田勝家役を務め、織田信長の重臣として家康の運命に影響を与える重厚な演技を見せます。

 

配信ドラマでは、2022年のDisney+作品『ガンニバル』で後藤岩男役を担当します。

 

この役は、辺鄙な村の住人で、静かな佇まいの中に潜む不気味さを表現する難役です。

 

原作は漫画で、ホラー要素の強いサスペンスですが、吉原光夫さんの視線一つで観る者を引き込む演技が話題になりました。

 

続編の『ガンニバル シーズン2』は2025年3月19日から4月23日まで配信され、再び後藤岩男役で出演します。

 

また、2025年4月17日から配信の『飛鳥クリニックは今日も雨』や、11月13日から配信の『イクサガミ』では橡役を演じ、多様な役柄に挑戦。

 

映画分野では、2022年の『ヘルドッグス』では熊沢伸雄役を、2023年の『BAD LANDS バッド・ランズ』では佐竹役を、『ゆとりですがなにか インターナショナル』では服部一幸役をそれぞれ演じました。

 

2021年の『燃えよ剣』では伊東甲子太郎役で新選組の内紛を描き、2024年の『あるいは、ユートピア』にも出演。

 

2025年12月26日公開予定の『白の花実』では大野幸男役を務めます。

 

声優としても活躍し、2017年の実写映画『美女と野獣』でガストン役、2022年の『ピノキオ』でコーチマン役、2024年の『ライオン・キング:ムファサ』でマセゴ役を吹き替えています。

 

2020年のNHK連続テレビ小説『エール』では岩城新平役で朝ドラデビューを果たし、アイヌの儀式「イヨマンテの夜」のシーンで圧巻の歌声を披露しました。

 

 

妻・和音美桜と子どもたち

 

吉原光夫さんは、2016年に元宝塚歌劇団宙組の娘役で女優の和音美桜さんと結婚します。

 

二人は2011年のミュージカル『レ・ミゼラブル』での共演をきっかけに親しくなり、2017年3月13日に挙式を挙げて公表しました。

 

和音美桜さんは1983年1月10日生まれで、2001年に宝塚歌劇団に入団し、2009年にトップ娘役に就任します。

 

代表作に『カサブランカ』や『ロミオとジュリエット』があり、2013年に宝塚を退団後、女優として舞台やドラマで活動しています。

 

夫婦共演も多く、2024年の『ライオン・キング:ムファサ』では劇中で夫婦役を演じ、吉原光夫さんは「今日で初めて実感として夫婦の役をやった」と語っています。

 

二人の間には子どもが二人います。2019年7月26日に第1子となる長女が誕生し、吉原光夫さんはSNSで喜びを報告しました。

 

2022年時点では2歳の娘さんの後ろ姿を投稿するなど、家族の温かな様子を垣間見せます。

 

2024年7月23日には第2子となる長男が誕生し、吉原光夫さんは「第二子を無事に授かり、元気に我々の元に産まれてくれました。第一子同様、妻は最高で最強です」とX(旧Twitter)で発表します。

 

和音美桜さんも同日、自身のInstagramで「悩みもがいた2年間を過ごし、稽留流産を繰り返した末に授かった命」と喜びを綴り、夫婦の絆の深さを伝えました。

 

国籍は?

 

吉原光夫さんの国籍は日本です。

 

東京都出身で、日本国籍を有する俳優として活動しています。

 

一部で韓国出身という誤解が生じることがありますが、これは2013年の『レ・ミゼラブル』韓国公演で、韓国人俳優のキム・ジュンヒョンさんが怪我で降板した際、吉原光夫さんが代役を務めたことが影響したようです。

 

このエピソードは、国際的な共演の証ですが、国籍は日本であることを公式プロフィールで確認できます。

 

吉原光夫さんは日本国内の舞台やメディアを中心に活躍し、2021年の開発協力白書では俳優として日本の国際協力に関するレポートにも出演しています。

 

これらの事実から、日本人俳優としてのアイデンティティが明確です。

 

吉原光夫さんのキャリアは、劇団四季での基盤からミュージカル、ドラマ、映画への広がりを見せ、家族の存在がさらに深みを加えています。

 

今後も多様な役柄で活躍が期待されます。

 

今回はここまでです。
これからも、吉原光夫さんの活躍を期待しています。
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