萩生田光一裏金・何した?嫁や息子・父親は?公明党や統一教会とは?加計学園兼職?

政治家・財界人・実業家

もくじ

萩生田光一氏のプロフィール

 

萩生田光一氏は、1963年8月31日に東京都八王子市で生まれました。

 

共働きの両親のもと、サラリーマン家庭で育ちました。

 

 

八王子市立第十小学校を卒業後、八王子市立第二中学校を経て、ひよどり山中学校を卒業しています。

 

高校では早稲田実業学校高等部に進学し、大学は明治大学商学部第二部を1987年に卒業しました。

 

大学時代にはラグビー部に所属し、スポーツに親しんでいました。

 

卒業後、八王子市議会議員の秘書として政治の道を歩み始め、1991年に八王子市議会議員に初当選。

 

2001年には東京都議会議員に選出され、2003年の衆議院議員総選挙で初当選を果たしています。

 

現在は、自由民主党所属の衆議院議員です。

 

主な経歴として、内閣官房副長官、文部科学大臣、経済産業大臣、党幹事長代行などを歴任し、教育や産業政策に携わってきました。

 

 

萩生田光一裏金・何した?

 

萩生田光一氏は、自民党の旧安倍派が関与した政治資金パーティー券販売をめぐる問題で、政治資金収支報告書への不記載が指摘されています。

 

この問題は、派閥の政治資金パーティー収入から議員個人の資金管理団体へのキックバックが、収支報告書に記載されていなかったものです。

 

萩生田氏の場合、2017年から2022年までの5年間で、約2728万円の不記載があったとされています。

 

これにより、党から役職停止の処分を受け、2024年の衆議院選挙では公認を得られず、無所属での立候補となりました。

 

それでも地元東京24区で当選を果たしました。

 

2025年8月には、萩生田氏の当時の政策秘書がこの事件に関連して東京地検特捜部により略式起訴され、罰金30万円の判決を受けました。

 

秘書は当初不起訴でしたが、検察審査会の議決を受けて起訴されたものです。

 

萩生田氏自身は「新たな事実はない」との立場を示しています。

 

10月には、高市早苗新総裁のもとで党幹事長代行に就任しましたが、これにより与野党から批判が相次ぎました。

 

特に、公明党側からは強い反発があり、連立政権の動揺を招きました。

 

この事件は、自民党の政治資金の透明性に関する議論を再燃させています。

 

 

嫁や息子・父親は?

 

萩生田光一氏の妻は、政治家の妻として表舞台に立つことは少なく、家庭を支えつつ地域活動に携わっているようです。

 

結婚披露宴には、安倍晋三元首相が出席し、祝辞を述べたことが知られています。

 

妻との間には一女と一男がおり、家族構成は妻、娘、息子、父の4人です。

 

父親とも同居しているとされています。

 

息子については、長男が、航空会社ANAに勤務しているとの情報があります。

 

野球が好きで、父親の趣味とも共通する点があるようです。

 

一方、長女については詳細が公表されておらず、プライベートを重視している様子です。

 

父親は、サラリーマンとして働いていたそうで、景気が良かった時代に、人が良すぎて仕事を変えたエピソードが萩生田氏から語られています。

 

政治とは無縁の一般的な家庭を築き、八王子市にマンションを所有していました。

 

このマンションは、萩生田氏の事務所としても使用されたことがあります。

 

母親については、共働きだったことがわかっていますが、詳細な情報は公表されていません。

 

 

公明党や統一教会とは?

 

萩生田光一氏は、自民党と公明党の連立政権のもとで、公明党の支援を受けて選挙を戦ってきました。

 

特に、地元東京24区では、公明党の組織票が次点との差を7533票に抑える鍵となりました。

 

2025年10月の自民党新執行部人事で、萩生田氏が幹事長代行に就任した際、公明党側はこれを強く問題視しました。

 

裏金問題のイメージが残る萩生田氏の起用が、クリーンな政治を党是とする公明党の不満を爆発させ、連立離脱の引き金となりました。

 

公明党関係者は「体質の問題」と指摘し、過去の東京都連会長時代からの信頼失墜を挙げています。

 

高市総裁は萩生田氏を「傷もの」と紹介しましたが、公明党の離脱は自民党の政治姿勢を象徴する出来事となりました。

 

萩生田氏は「身を引く覚悟があった」と高市氏に伝えたそうです。

 

一方、統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係については、落選期間中の2009年から2012年にかけて、関連団体で講演を行った記録があります。

 

講演では「一緒に日本を神様の国にしましょう」との言葉を述べ、会費の支払いも確認されています。

 

また、安倍晋三元首相と教団幹部の面談に同席したことがあります。

 

八王子教会の元信者からは、萩生田氏との絆が深いとの証言があり、信者側は政界復帰を「神の計画」と見なしています。

 

萩生田氏は関係を否定せず、2023年には「旧統一教会と関係を断つ」との意向を示しました。

 

政府の解散命令請求方針に対しては「難しい」と慎重な姿勢を述べています。

 

この関わりは、安倍派議員の教団とのつながりをめぐる議論で注目されました。

 

加計学園兼職?

 

萩生田光一氏は、学校法人加計学園とのつながりが指摘されています。

 

2009年から2012年の落選期間中、加計学園が運営する千葉科学大学の客員教授を務め、報酬を得ていました。

 

この時期、安倍晋三首相の友人である加計孝太郎理事長との関係が注目されました。

 

2017年に内閣官房副長官に就任した際、加計学園の名誉客員教授の肩書を保持していましたが、大臣規範に基づく兼職届を提出していませんでした。

 

事務所側は「勤務実態がなく、届け出は不要と判断した」と説明しています。

 

ホームページのプロフィールに記載されていたものの、就任から1年8カ月間、未提出の状態が続きました。

 

加計学園の獣医学部新設をめぐる問題では、萩生田氏の発言が文部科学省のメモに記され、「官邸は絶対に潰せない」「私の方で整理しよう」などの内容が明らかになりました。

 

これにより、官邸の意向が強く反映されたとの見方が広がりました。

 

閉会中審査では、萩生田氏が「兼職届けは不要」との判断を繰り返し述べましたが、野党から大臣規範違反の疑いが追及されました。

 

萩生田氏は無報酬の名誉職として位置づけ、違反ではないとの立場です。

 

この一件は、加計問題全体の透明性に関する議論を象徴しています。

 

萩生田光一氏は、政治の表舞台でさまざまな役割を果たしてきましたが、資金問題や関係者の疑惑がそのキャリアに影を落としています。

 

地元八王子での支持基盤を活かし、今後の活動が注目されます。

 

今回はここまでです。
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