大石静のドラマ作品やブログは?生い立ちや弟は?旦那とは自由恋愛!子供は?現在ガンは?

クリエイター・声優・キャラクター

脚本家、エッセイスト、そして女優として活躍の大石静さん。

 

1951年生まれで、出身地は東京都千代田区駿河台。

 

 

 

 

学歴は、幼稚園から日本女子大の附属の学校へ通い、大学も日本女子大学文学部国文学科を卒業されました。

 

詳しくは後ほどの「生い立ち」の部分でお伝えしますが、学校へは外車で送り迎えしてもらうというお嬢様育ちでした。

 

大学卒業後は就職活動はせず、青年座の研究所に入所し、女優として舞台やドラマに出演。

 

その後、劇作家・演出家として活躍の永井愛さんと劇団「二兎社」を立ち上げました。

 

 

当時は二人とも鳴かず飛ばずの女優でしたが、自分がいい役をやりたいという理由から交代で脚本を書こうとなり、二人にとって女優兼、脚本家としてスタートすることになりました。

 

今では永井愛さんは、劇作家協会の会長となり、大石静さんは脚本家として数多くの大ヒット作品を生み出し続けています。

 

 

 

 

もくじ

大石静のドラマ作品やブログは?

 

大石静さんが脚本家として一躍有名となった作品は、NHKで放送の連続テレビ小説「ふたりっ子」でした。

 

 

 

「ふたりっ子」で、向田邦子賞と橋田賞を受賞。

 

その後もNHKでは「セカンドバージン」、「オードリー」などの脚本を担当。

 

脚本のすばらしさだけではなく、若手俳優の起用も後に注目されました。

 

大石静さんの目にとまったことで、内野聖陽さんは「ふたりっ子」に、

 

 

佐々木蔵之介さんは「オードリー」に起用され、その後一躍有名俳優に。

 

長谷川博己さんもテレビ朝日系列で放送された「四つの嘘」では、当初は脚本上チョイ役しか割り当てていなかったそうですが、大石静さんは長谷川さんの演技力の高さに気づき、ストーリーに関わる人物として脚本を変えていったそう。

 

そして「セカンドバージン」で、主役の鈴木京香さんの相手役に大抜擢しました。

 

当時のNHKのプロデューサーに長谷川博己さんの起用を打診し、受け入れられますが、不安はあったようで、当時の気持ちをブログで以下のように語っています。

 

主役として堂々と存在し、大きく羽ばたいて欲しいと、毎日祈っている。まるで母親みたいに・・・。
自慢じゃないが、私が「いい!」と直感した男優はみな育つ。
内野聖陽しかり、佐々木蔵之介しかり・・・。
だからきっと、彼も大丈夫だろう。(大石静さんのブログ「静の海」より引用)

 

母親目線で若手俳優を見守っているのですね。

 

大石静さん、脚本を手掛けるのはドラマばかりではなく、宝塚や…

 

 

アニメファンタジーの脚本も担当されています。

 

 

ジャンル問わず、幅広い分野で活躍されているのですね。

 

 

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生い立ちや弟は?

 

大石静さん、生い立ちはやや普通の方とは違うようです。

 

住んでいた家は、旅館の「駿台荘」。

 

旅館には、壇一雄氏、開高健氏、松本清張氏など著名な作家が長期滞在するような老舗旅館でした。

 

両親は旅館の隣に住んでいたそうで、大石静さんを育てたのは旅館の女将。

 

女将は生涯独身で、大石静さんを娘として溺愛し、子供の頃からお芝居に多く連れて行ってくれたり、着物の着付けなど教えてくれたそう。

 

大石静さんは、子供の頃の記憶として、実の両親は仲が悪かったそうで、一緒にいると居心地が悪かったといいます。

 

学校以外は旅館で過ごし、多くの大人に囲まれて育ったため、幼いながらも大人の顔色をうかがって返答をするような子だったそう。

 

旅館が老朽化し、養母も年をとったことから、大石静さんが22歳の頃に旅館を取り壊し、マンションを建設。

 

そこへ養母と二人で入居しました。

 

二つ下の弟がいますが、実母とともにステーキ店を経営していましたが、バブル経済崩壊の影響を受け、億単位の負債を残し倒産。

 

その後、弟は失踪してしまったため、連帯保証人となっていた大石静さんがその借金を背負うことに。

 

後ほど詳しくお伝えしますが、その頃大石静さんは大病を患い、長期の入院生活を送りますが、病室でも脚本の執筆は続け、借金を返済されています。

 

 

 

 

旦那とは自由恋愛主義?子供は?

 

大石静さんは、1977年の7月に結婚。

 

旦那様は、舞台監督として活躍の高橋正篤さん。

 

子供はいないそうです。

 

30代の頃に子どもが欲しいと思った時期もあったそうですが、子育てする友人たちの様子を見ていて、仕事を続けながら子育ては無理だと感じたそう。

 

旦那様は子供が欲しい気持ちもあったそうですが、大石静さんの話を聞いてすんなりと受け入れてくれたそうです。

 

大石静さんの夫婦関係は、結婚後も自由恋愛OKな形でした。

 

旦那様も他の女性と旅行へ行くこともあれば、大石静さんも旦那以外の方と恋愛しても当然と思う時期もあったそう。

 

お互いに相手がいることがわかっていても、嫉妬することはなかったそうです。

 

ただ、何日か後にちゃんとお互いの元に帰ってくればいいと思っていたそうで、現在も変わらず仲は良いとのことです。

 

旦那様との関係が、大石静さんの作品づくりにも大いに役立っているようですね。

 

 

 

 

若くしてガンに!現在は?

 

大石静さんは、24歳の時に甲状腺癌を発病。

 

24歳と27歳の2度、がんの手術を受けており、この間、入院と自宅療養を続けることになりました。

 

さらに病が襲い掛かり、40歳代半ばに子宮摘出手術を受け、その後遺症と思われる腸閉塞を10年後に患いました。

 

その頃はドラマ「セカンドバージン」の脚本を手掛けており、脚本が間に合わなければ出演者やスタッフが路頭に迷うことになると思い、入院していることは最低限の方にのみ伝え、病室で執筆を続けました。

 

ドラマの人気が高まるにつれ、関連の番組やイベントへのオファーもあり、絶食で点滴という状態の時でも、出演時間のみ点滴を外し、参加していたそうです。

 

大ヒットドラマの裏では、過酷な入院・執筆活動を続ける大石静さんの姿があったのですね。

 

今回はここまでです。
これからも、大石静さんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに!

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