辛坊治郎ヨット遭難の原因は!家族は?病気で引退?シンクタンクとは?
司会者、ジャーナリストとして活躍の辛坊治郎さん。
早稲田大学法学部を卒業後、就職先は読売テレビに入社。
「ズームイン朝!」などの情報番組や報道番組など、局の看板アナウンサーとして活躍。
2010年に「シンクタンク」の研究員となるという理由で、同社を退社されました。
「シンクタンク」って何だろう~と思う方は最後まで記事を読んでくださいね(笑)。
もくじ
辛坊治郎ヨット遭難の原因は!
2013年6月8日、ブラインドセーリングの熟練者とともに、小型ヨットで太平洋横断に挑戦しました。
乗船のヨットは、以前に間寛平さんが「アースマラソン」に挑戦した時に利用した「エオラス号」でした。
しかし、およそ2週間後の6月21日、船内に浸水という「118番」通報がありました。
「海のもしもは118番」とお笑いユニットの「いつもここから」が、子供番組で呼びかけていますよね。
そんなほのぼのした話をはさんでいる場合ではありません(´;ω;`)。
浸水場所は何と、日本から1200km離れた太平洋の真ん中。
辛坊さんもこの時、30年もの経験を持つ熟練者であったのですが、なぜ浸水事故に遭ってしまったのでしょうか?
浸水理由は、「クジラに衝突」でした。
ヨットに搭載のカメラに、ヨットの前方を泳ぐクジラの背びれがくっきりと見られ、衝突後には船の横あたりに背びれが映っていました。
クジラの習性として、体にかゆみなどがあった場合、岩などに身体をぶつけるのだそうです。
この時、クジラはかゆみを感じ、船に身体をぶつけたということでしょうか?
くじらはレーダーに映らないそうなので、大変やっかいな話です。
仮眠中に浸水に気が付いたのは、全盲のパートナーでした。
目が見えない分、聴力にたけていたのだそうで、聞こえるはずのない水の音にいち早く気づくことができたのだそうです。
ヨットは浸水が始まったため、辛坊さんは救難艇を準備します。
しかし、この時辛坊さんは大失態をおかします。
救難艇をつなぐロープを船につなぐことなく海へおろしてしまったのです。
3mという荒波の中、救難艇は強い力で海に引きずられていきます。
人の力でつなぎとめるのは限界とも思える中、なんとか辛坊さんはロープを掴み続け、船内のパートナーへ上へあがるよう声をかけます。
パートナーは、辛坊さんの声のトーンなどから、辛坊さんが何かのトラブルで精神的に追い込まれていることに気づきました。
そして、パートナーが帆をゆるめたことで、船は減速、何とか船に救難艇のロープをつなぐことができました。
しかし、救難艇はしっかりとしたかじ取りができるわけではないので、漂流状態でおよそ10時間不安な時間をすごしました。
そして、海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」が遭難している二人を発見。
この「US-2」日本が誇る優れもの。
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波の高さが3メートルあろうとも運用が可能なのだそうです。
関係者はこのUS-2について「試すことはできまないが、上野の不忍池でも降りられるほどの高い性能をもっている」とコメントされています。
スゴイ話ですね。
しかし、1200kmという距離を飛んできたため、1機目のUS-2は燃料不足に。
2機目のUS-2が発見場所に到着するも、すでに救難艇は遠くへ流されていました。
時刻は日の入り間近、日が沈んでしまっては、一層見つけるには困難です。
祈りは通じ、救難艇を無事発見、荒波の中二次災害の心配が高まりましたが、着水を決断し、救助に至りました。
このような日本の最高の技術があったことで、無事に辛坊さんたちは救助されました。
皆様に心配と多大なるご迷惑をかけたことを深く反省されていました。
この時辛坊さんは、海上自衛隊のワッペンを握りしめ、「この国の国民でよかった」とコメントされています。
しかし、一部の方から「救助費用は税金でまかなうのか?」など批判の声もありました。
救助費用には1000万円近いお金がかかったといわれています。
辛坊さんもしっかりと高額納税され続けていることでしょうから、まず命が無事であったことに目を向けたいと思います。
家族は?
家族は一般人の奥様と子供が3人。
こどもは息子が2人、娘一人ということです。
病気で引退?
辛坊さんは2012年に十二指腸がんの病気になりました。
ガンがわかった経緯としては、ヨット乗船前に精密検査を受けたことで判明。
1.5cmの腫瘍は悪性で無事摘出するも、翌年には肺に影が…。
しかし、検査結果は転移無しということで事なきを得ています。
治療中も手術前後もメディアに出続けていたそうです。
タフですね。
現在は経過が良好と思われますが、辛坊さんの名前を検索すると「引退」というキーワードが見られます。
これは2015年末頃に芸能界を引退して、もう一度ヨットで太平洋横断にチャレンジしたいとコメントされたからのようです。
前回、遭難し、多分にご迷惑をかけたので、出演番組にご迷惑をかけないように引退してからチャレンジという考えだったようです。
しかし、結局のところ、この話はご自身で撤回されているようです。
チャレンジの心の炎は消えることがないでしょうから、近年中にはチャレンジするのではないでしょうか?
シンクタンクとは?
はじめにお伝えしました「シンクタンク」研究員となるため辞職という話に戻ります。
高給取りともいえるアナウンサーをやめてまで、取り組みたい「シンクタンク」という職業とは一体なんなのでしょうか?
調べてみますと、様々な分野において研究者たちが集まる頭脳集団のことをいうのだそうです。
辛坊さんにおいては、政治・政策戦略などに関する助言者になりたいという方向性だったようです。
これまでのジャーナリズムを十分に発揮できるお仕事ですね。
今回はここまでです。
これからも、辛坊治郎さんの活躍を期待しています。
次の記事もおたのしみに。
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