浜木綿子の旦那や息子の香川照之の現在は?若い頃は?妹も宝塚?龍虎や左とん平との関係は?
もくじ
浜木綿子さんのプロフィール
浜木綿子さんは、1935年10月31日、東京都目黒区に生まれました。
本名は香川阿都子(あつこ)さんです。
名前の読み方は「もめんこ」ではなく、「ゆうこ」です(笑)。
「木綿」と書いて「もめん」と読む場合は、綿(ワタ)でつくる繊維の事を言いますが、他に「ゆう」という読みがあり、クワ科の落葉低木「楮(コウゾ)」という木の皮の繊維から作られる糸のことをいいます。
どちらにしても植物由来の素敵なお名前ですね。
ご自宅の庭には「浜木綿」を植えているそうです。
幼少期から歌唱に親しみ、音羽ゆりかご会という合唱団に所属していました。
この経験が、後の宝塚歌劇団での活躍の基盤となりました。
学歴は、大阪府豊中市の梅花中学校・高等学校を卒業後、宝塚音楽学校を修了しています。
1953年に宝塚歌劇団に入団し、雪組の娘役として頭角を現しました。
入団時は16歳で、初舞台は『花の饗宴』でした。
宝塚時代は、清楚で可憐な役柄をこなし、1961年の『花の西遊記』でトップ娘役に就任。
退団公演の『オルフェオ』では、主人公の妻役を務め、華やかなステージを飾りました。
退団後は、舞台を中心に女優として活動を続け、『五番町夕霧楼』や『監察医・室生亜希子』シリーズなどで知られる存在となりました。
現在は90歳を迎え、CMや特別公演に絞った仕事を中心に、健康を保ちながら穏やかな日々を送っています。
浜木綿子の旦那は?
浜木綿子さんの旦那さんは、三代目市川猿之助さん(のち二代目市川猿翁)でした。
1965年2月、舞台共演をきっかけに結婚されました。
当時、猿之助さんは歌舞伎界の人気役者で、浜木綿子さんは宝塚退団後の新進気鋭の女優でした。
結婚生活は、息子の香川照之さんが誕生したものの、わずか3年で波乱を迎えます。
1968年に三代目市川猿之助さんが、日本舞踊家として活躍の藤間紫さんへ心移りされてしまい、旦那が家出する形で別居。
三代目市川猿之助さんにとって藤間紫さんは、12歳の時に藤間流に入門した時に「将来、結婚する」とひとめぼれした人でした。
藤間紫さんは、24歳年上の藤間流宗家の舞踊家「二世 藤間勘祖」さんとご結婚されていたため、三代目市川猿之助さんの願いは当時は叶わず、浜木綿子さんと結婚しましたが、あきらめきれずお互い駆け落ち状態となったようです。
その後、藤間紫さんは、二世藤間勘祖さんと、1985年に離婚。
三代目市川猿之助さんが60歳、藤間紫さんが76歳の2000年に結婚しました。
純愛と言えば純愛なのですが、一回りも年上の女性に旦那様を奪われて、浜木綿子さんの悲しみは計り知れません。
浜木綿子さんと猿之助さんは同年に正式離婚。
親権は浜木綿子さんが持ち、息子さんを一人で育て上げました。
離婚後も、猿之助さんは歌舞伎界で『スーパー歌舞伎』を創始するなど活躍を続けましたが、2003年に脳梗塞を患い、一線を退きました。
2023年9月13日、不整脈のため83歳で亡くなりました。
浜木綿子さんは訃報に対し、
「永きに渡り闘病生活をおくっていらっしゃいましたが、驚きました。中車、團子、澤瀉屋一門の活躍をお感じになり安心して、逝かれたのだと、思います。本当によく頑張って下さいました。これからは泉下より中車、團子、澤瀉屋一門をずっとお見守り下さい。偉大なる歌舞伎役者 安らかに、お休み下さいませ。私は今度こそが、本当のお別れでございます。」
とコメントを発表。
2011年の襲名披露公演では、40年以上の断絶を経て再会し、猿之助さんが「浜さん、ありがとう。恩讐のかなたにありがとう」と感謝の言葉を述べる場面もありました。
離婚後の浜木綿子さんは再婚せず、女優業に専念されました。
息子の香川照之の現在は?
浜木綿子さんの息子さんは、俳優の香川照之さんです。
1965年11月19日生まれす。
本名は香川輝之と書きます。
父親の猿之助さんとの離婚後、浜木綿子さんが親権を持ち、母親の母に預けられる形で育てられました。
幼少期は、母親の仕事が忙しい中、祖母の温かな支えで過ごしました。
学歴は、暁星中学校・高等学校を卒業後、東京大学文学部社会心理学学科に現役合格。
大学時代は演劇サークルに所属し、1989年に俳優デビュー。
『三軒目宿』で第13回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、瞬く間に実力派として頭角を現しました。
2011年には、市川中車を襲名し、歌舞伎界にも進出。
息子の市川團子さんとともに、伝統芸能の継承に努めています。
2022年8月、過去の飲食店店員さんへの不適切な言動が報じられ、複数の番組降板やCM終了を招きましたが、香川照之さんは謝罪コメントを発表し、反省を続けました。
2023年、父・猿之助さんの死去を受け、歌舞伎と昆虫活動に注力すると宣言。
2023年8月には再婚と長男の誕生を報告されました。
現在は、2025年4月からWOWOWで放送された『連続ドラマW 災』で3年ぶりにドラマ主演。
一人で6役を演じ分ける挑戦的な役柄で、衣装合わせに2日を費やし、ロン毛を活かした役作りで評価されました。
7月にはYouTubeチャンネル『香川照之のカァーブル昆虫記』を開設し、昆虫愛を披露。
歌舞伎では『立川立飛歌舞伎特別公演』に出演し、息子の市川團子さんと共演。
VIVANT続編映画への出演も報じられており、本格復帰の兆しを見せています。
浜木綿子さんは、息子の芸能界入りに当初反対でしたが、「照之の人生」と受け入れ、支え続けています。
若い頃は?
浜木綿子さんの若い頃は、宝塚歌劇団の輝くスターとして知られました。
18歳で入団した1953年、雪組の新人として『花の饗宴』に抜擢され、華やかな衣装と可憐な歌声で観客を魅了。
宝塚時代は、娘役の典型的な清楚さと、凛とした美しさが特徴で、『ベルサイユのばら』のような大作でも重要な役を担いました。
トップ娘役就任後の1961年は、退団公演『オルフェオ』で、夫婦の絆を歌う場面が特に印象的でした。
退団直後の1962年、商業演劇『ロミオとジュリエット』でジュリエット役を演じ、宝塚の枠を超えた演技力を発揮。
1965年の結婚前には、舞台『夕霧楼』で妖艶な役をこなし、女優としての幅を広げました。
若い頃の浜木綿子さんは、身長157cmの小柄な体躯ながら、存在感が強く、共演者の左とん平さんからは「舞台の華」と称賛されました。
プライベートでは、結婚後の子育てと並行して、1970年代の『火曜サスペンス劇場』で主演を重ね、母親役の深みを加えていきました。
80代になっても、若い頃のチャーミングな笑顔は変わらず、2025年のインタビューでは「宝塚の日は、毎日が夢のようでした」と振り返っています。
妹も宝塚?
浜木綿子さんの妹さんは、浜ゆり子さんです。
浜ゆり子さんは、宝塚歌劇団47期生として1963年に月組娘役で入団されました。
姉の浜木綿子さんが雪組トップ娘役として活躍した翌年の入団で、姉妹揃って宝塚のスターとなりました。
浜ゆり子さんは、入団時の芸名が「浜ゆりこ」で、月組公演『花のこころ』などで可憐な役柄を演じました。
姉妹の存在は、宝塚ファンに特別な話題を提供し、浜木綿子さんの退団後も、浜ゆり子さんが月組で活躍を続けました。
退団後は、女優や声優として活動され、現在も姉妹の絆を大切にされています。
浜木綿子さんは、妹さんの宝塚入りを「家族の誇り」と語り、姉妹で音羽ゆりかご会の経験を共有した幼少期の思い出を、度々インタビューで触れています。
龍虎や左とん平との関係は?
浜木綿子さんと元大相撲力士の龍虎さんは、離婚後の1975年頃から約10年間、交際を続けました。
龍虎さんは小結まで昇進した人気力士で、引退後の1975年にタレントとしてデビュー。
浜木綿子さんは、当時シングルマザーとして息子さんの教育に励んでいましたが、龍虎さんの明るい性格に支えられました。
龍虎さんは子ども好きで、香川照之さんとも接しましたが、照之さんが10代の頃、なじめない部分があったようです。
浜木綿子さんは決して香川照之さんに父親の悪口を言うことなく、非常に尊敬できる人物であると話していたため、母親の再婚を受け入れられなかったのでは?といわれています。
1985年頃、大学生となった照之さんから「父親は一人だけ」との言葉を受け、浜木綿子さんは龍虎さんに別れを告げました。
龍虎さんはその後、別の女性と結婚し、娘さんをもうけましたが、2014年8月に急性心不全で69歳の若さで亡くなりました。
浜木綿子さんは、龍虎さんの葬儀に花を捧げ、静かに偲びました。
一方、左とん平さんとは、1968年の舞台『亭主売ります』での共演をきっかけに、50年以上の親交がありました。
左とん平さんは、義理の弟役から始まり、1994年以降は『売らいでか!』で夫役を550回以上演じ、夫婦漫才のような息の合ったコンビネーションで観客を沸かせました。
浜木綿子さんは、左とん平さんを「芸能界の夫」と呼び、プライベートでも相談相手でした。
2017年の公演では、左とん平さんが急性心筋梗塞の手術後復帰し、浜木綿子さんが支えました。
しかし、2018年2月24日、心不全で80歳で亡くなりました。
浜木綿子さんは、「貴方は芸能界の夫でした。お別れは言いません。思い出は生きてるから」と弔辞で語り、お別れの会では涙をこらえきれませんでした。
左とん平さんの死は、浜木綿子さんにとって大きな喪失でしたが、共演の思い出を胸に、舞台への情熱を今も燃やしています。
浜木綿子さんの人生は、宝塚の華やかさから、家族の試練、女優としての不屈の活躍まで、波瀾に満ちています。
90歳代となった今も、穏やかな笑顔で周囲を照らし続けています。
今回はここまでです。
これからも、浜木綿子さんの活躍を期待しています。
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