玉置妙憂の旦那や子どもは?なぜ出家して僧侶になったの?宗派は?人生相談とは?

玉置妙憂さんのプロフィール

玉置妙憂さんは、看護師でありながら僧侶としても活躍する異色のキャリアを持つ人物です。

東京都中野区生まれで、専修大学法学部を卒業後、最初は法律事務所で働いていました。

 

 

結婚して二人の息子さんに恵まれ、家庭を築く中で長男さんの重度のアレルギー体質に直面します。

「息子専属の看護師になろう」と決意し、看護学校へ進学。

看護師および看護教員の資格を取得したのです。

大学病院の外科などで看護師として勤務し、看護学校で教鞭を執るなど、医療の現場で活躍していました。

幼少期の詳細は公に多く語られていませんが、学生時代は好奇心旺盛で、大学時代にシルクロードを旅するなど冒険心も持っていたようです。

そんな玉置妙憂さんの人生を大きく変えたのは、夫との病と最期でした。

 

玉置妙憂さんの旦那さんはどんな人?馴れ初めと家族

玉置妙憂さんの夫は、フリーカメラマンとして活躍していた方です。

詳細な馴れ初めは公表されていませんが、結婚後は二人の息子さんに恵まれ、温かい家庭を築いていました。

夫は大腸がんを発症します。

一度は手術や治療で乗り越えましたが、数年後に再発が判明。

当時夫さんは57歳で、がんが全身に転移している状況でした。

夫は「もう積極的な治療はしたくない」と強く希望。

玉置妙憂さんは看護師として葛藤を抱えながらも、夫さんの意思を尊重し、自宅で介護生活をスタートさせました。

家族三人で最期の日々を過ごす中で、夫さんは自然な死を迎えます。

食べられなくなったら食べず、飲めなくなったら飲まず、点滴などの延命治療を最小限に抑えた「枯れるような」美しい最期でした。

玉置妙憂さんはこの経験を通じて、医療だけでは解決できない心の部分に気づき、人生観が大きく変わったと言います。

現在、夫を亡くした後の家族については詳しく公表されていませんが、二人の息子さんはそれぞれ成長し、玉置妙憂さんは母として、そして専門家として多くの人を支え続けています。

二児の母として、子育てと介護の両方を経験した実体験が、現在の活動の基盤となっています。

 

 

なぜ出家して僧侶になったの?夫さんの死がもたらした転機

夫の自宅看取りが、玉置妙憂さんが出家する大きなきっかけとなりました。

夫の「自然死」はあまりに美しく、穏やかで、玉置妙憂さんに強い印象を残します。

病院の看護師として多くの死を看取ってきた彼女にとって、余計な医療介入のない「本来の人間の死に方」は衝撃的でした。

介護中、玉置妙憂さん自身も言葉にできない心の虚しさやしんどさを感じていました。

後にこれがスピリチュアルペインであることに気づきます。

科学や医療だけでは埋められない魂の痛み。

 

 

夫を看取った後、玉置妙憂さんは自然と「僧侶になろう」と思うようになりました。

大きな決意やひらめきではなく、ごく自然な流れだったと言います。

家族や周囲も「ふーん」「へー」と驚きは少なかったそうです。

高野山で修行を積み、晴れて僧侶となった玉置妙憂さん。

現在も現役看護師としてクリニックなどに勤務しながら、僧侶としての活動を両立させています。

夫さんの死は、彼女にとって「開眼」の瞬間だったのです。

 

宗派は?高野山真言宗での修行

玉置妙憂さんの宗派は高野山真言宗です。

高野山にて本格的な修行を積み、阿闍梨の位も得ています。

なぜ真言宗を選んだのかについては、師僧との縁が大きかったようですが、大学時代に訪れた中国・西安の青龍寺とのつながりも感じたそうです。

青龍寺は真言宗の開祖・空海が密教を学んだ由緒ある寺院。

シルクロード旅での経験と、夫さんの看取りが重なり、すべてがつながったような感覚だったと言います。

真言宗の教えは、曼荼羅や密教の観点から現実世界と仏の世界を統合するものです。

玉置妙憂さんの看護とケアの現場に、深く寄り添う思想となっています。

出家後も看護の現場を離れず、医療と宗教の架け橋となる道を歩んでいます。

 

 

人生相談とは?テレフォン人生相談パーソナリティとしての活動

玉置妙憂さんは2020年4月から、ニッポン放送の長寿番組「テレフォン人生相談」のパーソナリティを務めています。

看護師・僧侶・スピリチュアルケア師としての多角的な視点で、さまざまな悩みに答えています。

肉親の死、介護、病気、人間関係、子育て、仕事など、人生のさまざまな局面での相談を受け止めます。

彼女の相談スタイルは、ただアドバイスをするだけでなく、傾聴を重視したものです。

悩みの底を丁寧に聴き、相手の心に寄り添う姿勢が、多くのリスナーから支持されています。

 

 

また、非営利一般社団法人「大慈学苑」を設立し、代表として活動。

終末期ケア、ひきこもり、不登校、子育て、希死念慮、自死遺族支援など、幅広い分野でスピリチュアルケアを提供しています。

「養老指南塾」や訪問スピリチュアルケアの講座なども開催し、誰もが穏やかに生き、死を迎えられる社会を目指しています。

著書も多数あり、『まずは、あなたのコップを満たしましょう』『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』など、読者の心に響く内容が好評です。

玉置妙憂さんが伝える「生き方」と「死に方」

玉置妙憂さんの人生は、看護と仏教が融合した独自の道です。

夫の最期から学んだ「自然な死」や「心のケア」の大切さは、今多くの人々に希望を与えています。

医療の現場で培った実践的な知識と、僧侶としての深い洞察。

二つの視点を活かし、彼女は今日も人々の心に寄り添い続けています。

人生のさまざまな悩みを抱える人にとって、玉置妙憂さんの言葉は温かく力強い支えとなるでしょう。

これからも、彼女の活動から目が離せません。