細川岳 父の影響で映画俳優を目指した少年時代~上京後バイトでの出会いから朝ドラ・Netflixへ
細川岳さんのプロフィール
細川岳さんは、1992年8月26日生まれの大阪府出身の俳優です。
身長は170cmで、所属事務所はTOM companyです。
星座はおとめ座。
活動期間は2014年からで、映画を中心にドラマや舞台でも活躍しています。
主な作品には映画『佐々木、イン、マイマイン』や『泣く子はいねぇが』などがあります。
ヨコハマ映画祭審査員特別賞をはじめ、複数の賞を受賞した実績を持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1992年8月26日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長 | 170cm |
| 所属 | TOM company |
| 主な受賞 | 第42回ヨコハマ映画祭審査員特別賞ほか |
幼少期と父の影響
細川岳さんの幼少期は、父の影響で映画に囲まれた環境でした。
父が家でたくさん映画を観る人で、映画館にもよく連れていってもらっていたといいます。
『ジュラシック・パーク』や『ジュマンジ』といった作品を観て育ちました。
図鑑などで宇宙にも強い興味を持ち、将来は映画俳優か宇宙飛行士になりたいと漠然と思っていました。
この父の影響が、後の俳優人生の原点になったと語られています。
地元の俳優養成所に通い、台本をもらって人前でお芝居を見せる経験もしています。
ダンスや歌にも挑戦しましたが、自分では「ヘタクソでめちゃくちゃ恥ずかしかった」と振り返っています。
しかし、初めて人前で芝居をしたときに何かが解放されたような高揚感があり、「これだ!」と感じたそうです。
| 時期 | エピソード |
|---|---|
| 小学生頃 | 父と映画観賞、宇宙への興味 |
| 中高生頃 | 地元俳優養成所、ダンス・歌の経験 |
| 幼少期の夢 | 映画俳優か宇宙飛行士 |
学生時代と上京の決意
細川岳さんは高校時代に「自分には映画俳優しかない」という気持ちを強く抱いていました。
高校2年の頃から、誰にもバレないように演技レッスンを始めます。
進学するかどうか迷いつつも、高校卒業後に上京を決意しました。
19歳のとき、何の伝手もないまま東京へ出てきました。
最初はホームシックになり、喫茶店のバイトもすぐに辞めてしまいます。
1カ月半ほど引きこもって家で映画ばかり観ていた時期があったそうです。
本当は映画館で観たいのに、お金がなくて行けない。
そこで「映画館で働いたらいいかも?」と思い立ち、新宿のバルト9に履歴書を送りました。
その後、約3年にわたって映画館でバイトを続けます。
映画館バイトでの出会いが俳優人生の転機に
映画館でのバイト時代が、細川岳さんにとって大きな転機となりました。
監督志望の先輩と、映画に出たい俳優志望の後輩という関係で、佐藤快磨監督と出会います。
当時の自分はバイト先で変に尖っていたそうですが、それを気に入ってもらえたといいます。
「今度、長編映画を撮るのでオーディションを受けてくれない?」と声をかけられ、2014年の映画『ガンバレとかうるせぇ』でデビューを果たしました。
この作品はぴあフィルムフェスティバルで映画ファン賞・観客賞を受賞し、ヨコハマ・フットボール映画祭で最優秀作品賞も獲得しています。
自主映画でもこれほど広がりがあるんだと実感した経験が、作品選びの意識を変えたと語っています。
同じ映画館のつながりで、葉名恒星監督や内山拓也監督とも知り合うことになりました。
葉名恒星監督とは同い年で、友だち感覚が強く、脚本の相談を受ける関係が続きました。
内山拓也監督とは、自分が監督した短編の録音を手伝ってもらった縁から、後の『ヴァニタス』主演につながっています。
このバイト時代の出会いが、俳優としての基盤を築いた「馴れ初め」のようなものでした。
| 出会い | 関係性 |
|---|---|
| 佐藤快磨監督 | デビュー作『ガンバレとかうるせぇ』 |
| 葉名恒星監督 | 『愛うつつ』など主演作でタッグ |
| 内山拓也監督 | 『ヴァニタス』『佐々木、イン、マイマイン』 |
『佐々木、イン、マイマイン』で迎えた大きな転機
仕事がうまくいっていなかった時期、細川岳さんは役者を辞めようと考えていました。
そんな中、高校時代の忘れられない友人の話を内山拓也監督に持ちかけます。
「これがダメなら俳優を辞めよう」という強い思いから、企画・脚本にも参加したのが『佐々木、イン、マイマイン』です。
モデルになった友人は破天荒で、面白いことが自分の正義という感覚の持ち主でした。
「おまえ、おもんないな」と言われた経験が傷つきつつも、反骨精神を生んだといいます。
友人をモデルにした役を演じるのは「怖かった」と本音を明かしています。
共演者と撮影以外でも時間を共有し、ライブに行ったりバスケをしたりする中で役に入り込んでいきました。
この作品でヨコハマ映画祭審査員特別賞やおおさかシネマフェスティバル新人男優賞を受賞。
「自分にはこの作品がある」と誇れるようになり、俳優としての自信につながったと語っています。
地元大阪での舞台挨拶では両親も駆けつけ、感無量の様子を見せました。
朝ドラからNetflix、幅広い活躍へ
『佐々木、イン、マイマイン』以降、細川岳さんの活動の場は大きく広がりました。
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では玉本淳役として出演し、ヒロインの背中を押す存在として注目を集めます。
『虎に翼』や『おむすび』でも朝ドラに登場し、安定した演技力を発揮しました。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演しています。
2026年にはNetflixオリジナルドラマ『地獄に堕ちるわよ』で、戸田恵梨香さん演じる細木数子の弟・細木久雄役を務めました。
優しく繊細な役から独特な存在感のある役まで、振り幅の広い演技が高く評価されています。
映画では『ミッシング』や『トランジット・イン・フラミンゴ』などにも出演。
2027年公開予定の『ランニングハイ』も控えています。
テレビ朝日系ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』にもゲスト出演し、同姓同名の青年役を好演しました。
| 作品 | 役柄・備考 |
|---|---|
| 舞いあがれ! | 玉本淳役 |
| 地獄に堕ちるわよ | 細木久雄役(Netflix) |
| 佐々木、イン、マイマイン | 佐々木役・企画・脚本 |
| 大追跡 | 深堀健一B役 |
私服に見える素顔とこれからの展望
最近のインタビューでは、細川岳さんの私服にも注目が集まっています。
気負いのない自然体なスタイルながら、90年代ストリートの匂いが漂う着こなしが特徴です。
父の影響に加え、祖母の家の近くにあった古着屋や、大阪・アメリカ村での古着巡りが原体験だったと語っています。
中学生の頃は店員さんが怖く見えて試着に勇気がいりましたが、今でもたまに古着を買うそうです。
20代半ばまでは派手な古着を好み、プロのスタイリストと90年代の古着を探した経験もスタイルに影響を与えています。
謙虚で人柄の良さが伝わる言葉遣いからも、素の魅力が感じられます。
これからも映画とドラマを軸に、幅広い役柄に挑戦していく姿が楽しみです。
父の影響から始まった映画への情熱が、映画館バイトでの出会いを経て、朝ドラやNetflixへとつながった道のりは、まさに一歩一歩積み重ねた軌跡と言えるでしょう。


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